省エネ基準適否説明義務制度

2021年が始まり半月が過ぎました。

それにしても今回の冬は寒いですね。山形市は最低気温が氷点下になるのはもちろんですが、日平均気温も氷点下になる日が続いています。こんな寒い日が続くと気になるのは暖房にかかる『電気代・灯油代』だと思います。また、コロナ禍により外での飲食が減り、家にいる時間が長くなりましたので例年以上に光熱費が増える傾向かと思われます。

今年4月1日より『省エネ基準適否説明義務制度』が始まります。建築士は建主に省エネ基準に適合しているかどうかを説明する義務があります。説明する義務はあるけれど省エネ基準にする義務はないという、残念なルール。1998年(H11年)に次世代省エネ基準が制定されてから約22年、断熱強化されない省エネ基準でも適合義務化できない。これでは寒い家はなくならないし省エネ住宅は増えないでしょうね。山形県では、ヒートショックによる住宅内における事故や各種疾患の防止のため、現行基準を上回る断熱性能を有する住宅の普及や住宅における冷暖房負荷を更に低減させるため、住宅の高断熱高気密化を促進するために『やまがた健康住宅』認証制度を開設しました。弊社では省エネ基準よりも上の『やまがた健康住宅』『HEAT20G2』を目安に住宅設計しています。またQ値UA値そして燃費など合わせて説明させていただいております。また、新築だけでなく断熱リフォームでも断熱性能を引き上げることができますので、お気軽にご相談ください。

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